不動産売却実績 | 名古屋市名東区の不動産のことならセンチュリー21興和ホーム

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今回もご相続で引き継いだマンションの売却相談になります。
お話を伺うと売主様は早期の売却をご要望で、購入者がいつ現れるかタイミングが読めない一般的な売却活動よりもすぐに金額の提示をしてくれる不動産会社に売却を行いたいとのご希望がありました。
弊社でも不動産の買取業務は行っておりますが、今回のお部屋はマンション専門の再販業者のほうが良い条件を出していただけそうという考えから、付き合いのある会社様を中心にいくつかお声掛けをして、そのなかで一番条件の良い購入条件を売主様に提示させていただきました。
売主様は他の不動産会社にも並行してご相談をしていただいていたそうですが、購入希望業者についての情報収集の速さとそれを踏まえたご提案を決め手に、弊社を通したご売却を決めていただくことになりました。
期間としては最初のご相談から一週間程で売却先を見つけることができ、また、早期売却のなかでも高い金額をご提示できたことを売主様には大変喜んでいただけました。
買い取りご希望の場合、弊社ではスピードと公平性と透明さを重視して動きます。どの不動産会社様よりも、弊社に相談して良かった、と思っていただけるように、細かく丁寧に対応することを日頃心掛けております。
今回も、売主様のご希望を踏まえたうえでスムーズにお取引が行えて本当に良かったです。
最初から最後まで弊社をご信頼していただき、まことにありがとうございました。 -
今回はご相続で引き継いだ土地を売却したいということでお話を伺いました。
ご依頼のあった物件は約40㎡の細長い形状をしており住宅を建築するにも現実的に難しい土地で、まずはどのような用途で活用できるかを思案するところから始めました。
建築を伴わない土地活用と言えば真っ先に駐車場としての利用が思いつきます。
ただ、一般的な駐車場として利用するには地形が悪く、加えて面積も小さいために需要が見込めず、駐車場としての利用は難しいと判断しました。そこで考えたのは、バイク置場としての利用方法で活用できないかというものです。
以前にバイク専門の駐輪場を投資用として所有しているお客様との取引を弊社で取り扱わせていただいた経験から、その方にお話しを伺い、ご興味がないかお声掛けさせていただきました。
そのお客様は少しタイミングが悪くご検討には至りませんでしたが、別に同じようなバイク置場を探しているお客様をご紹介いただき無事その方とご成約に至ることができました。
販売開始からご成約までは一ヶ月も掛からなかったのですが、売主様も難しいと半ばあきらめていた今回の土地がこんなにも早くご成約できるとは思っていなかったようで大変感謝していただきました。 -
今回のご相談は、10年近く前に戸建てをご購入いただいた方から、再度売却したいというご依頼でした。
この一戸建ては少し特殊で、「定期借地権付き住宅」というものでした。
一般的にはあまりなじみがないかも知れませんが、土地は別にオーナーがいて、その方から借り受ける借地。その上に自分所有の建物を建てる、というものです。
何年も前に登場した新しい方式で、わずかな借地料を払うことで一戸建てに住むことができ、住宅ローンも建物ぶんだけなので、負担が少なく、賃貸アパートを借りるよりずっといい、ということで大手ハウスメーカーが全国で推進してきました。
土地が借地~ということに抵抗をおぼえる方もいらっしゃいますが、建物のローンだけであれば生活を豊かにすることができ、賃借期間は50年ありますから今回のように資産として売買も可能です。
ですので、この「定期借地権付き住宅」というのは、おおむね建物を豪華にする方が多く、生活を楽しんだのち途中で売却するか、もしくは期間満了で土地をオーナーさんにお返しするということになります。残った土地の相続問題などの煩わしいことを次世代に残すこともなく、とても合理的な方式です。この戸建てもミサワホームさんが計画したものでしたので、建物も非常にしっかりとしており、お洒落で豪華な仕様の家でした。
土地の価格がないぶん、安価で手に入るということで、すぐに気に入っていただける方が現れ、無事に取引が成立いたしました。 不動産もいろんな形態があり、資産としての運用もさまざまな時代になってきました。
その方の生活スタイルや価値観に合わせ、よりよい選択をするお手伝いをさせていただきます。 -
今回のご相談は、以前から何度も住み替えをお世話をさせていただいている方からのご依頼でした。
お若い頃、独身の時からのお付き合いで、最初は間取りの少ない小さなマンションのご購入からでした。それから2度3度、売ったり買ったりをして、ご家族をお持ちになった時にこのマンションをご購入していただきました。
大変難しい国家試験を突破された方で、非常に聡明で計算も早く、何度も売却や購入をしても私どものアドバイスに耳を傾けて下さり、損をすることもなく的確に取引を行う方で私どもも安心して長年お世話をすることができました。
不動産の仕事というのは、お客様が私どもを信頼できるかどうかを測るのと同じように、実は私どもにおいてもお客様が信頼をできる方かどうかを測っています。
おこがましいことですが、何千万という金額が動きますので、それも自然なことです。
互いの信頼関係が、良い取引をするうえでとても重要だと考えています。
この方のように、安心してお世話をすることができると、最後まで安全に取引ができ、とても仕事がはかどることになります。
お子様の成長に合わせて、今回はこの昭和区のマンションを売却して一戸建てに買い替える予定でしたが、売却を開始してほどなく、とてもいい方に巡り合い、契約ができました。
また、同時に買い替えの土地を契約したり、建物を契約をしたり、スケジュールの関係が大変複雑でしたが、途中何ら問題が発生することもなく、一連の流れがとてもスムーズに進行しました。
今はもう、新築した家も完成してお引越しも終わり、思い描いていたようなゆったりとした生活を楽しんでおられ、大変喜んでいただいております。そんなご様子を聞くと私も嬉しく思います。ありがとうございました。 -
今回のご相談はちょっと珍しい狭小地に大型バイクを保管するバイクガレージの売却相談でした。
ご自身で土地を購入しガレージを設置して運営をしていましたがある程度収益が確保されたので処分したいというものでした。
今までマンションや事業用地など、多くの収益物件を扱ってきましたが今回のケースは前例がなく、収益性の確保やその後の出口戦略を考えると売却までに少し時間が掛かるのではないかと思いました。売主様は他社へも売却の相談をしていたようでしたがあまりいい反応ではなかったそうです。
しかし、色々と調査をするとバイクガレージの需要は意外にあり、マンション住まいの方はもちろん、戸建にお住まいでも大型バイクとなるとなかなか場所の確保に苦慮している実態が分かりました。
その為、一旦借りて頂くと転勤やバイクを廃車しない限りあまり出入りが少ないことやガレージなのでメンテナンスやリスクも少なく確かに収益は確保されるのだということが分かってきました。
その他にも細かい調査をしたのち、売却の方法をご提案をさせて頂き、1ケ月程度で他の投資家様へご希望通りの金額で売却することが出来ました。
無事ご契約が終わった後、売主様より
「山崎さんだけが一番熱心に相談に乗ってくれました。」
「1ヶ月程度で想定の範囲内の金額で売却できたのは山﨑様のおかげと感謝しています。」
と感謝の言葉を頂きました 。
“売れない不動産は無い”、というポリシーのもと、数々のご相談にのらせていただいておりますが、物件の特徴を捉え、ポイントを押さえたご提案と適正価格に加え熱意があれば必ず売却できると、あらためて思った次第です。 -
今回のご依頼は中区の新栄にあるご実家を売却したいというご依頼でした。
そのご自宅にお住まいになっていたお母様が逝去され、ご相続が発生したものの、ご子息たちはすでに独立をされ、そのご実家にはもう誰も住まないから、というのがその理由でした。
ご相談を受けた時点で、お母様がご逝去されてから1年以上経過しておりましたが、税制の特典として「空き家の3000万円控除」が使えましたのでその点をアドバイスさせていただきました。
「空き家の3000万円控除」というのは、その家に住んでいた人が亡くなったのち、相続人がその家を売却しても、3年以内の売却であれば特別に3000万円を控除してあげましょう、という税制です。
従来は、不動産といっても居住用不動産、つまり自分が住んでいる家屋を売却した時に限り、その売却益から3000万円を控除する、という特典があるのみで、例えば相続したご子息が別に居住していた場合は、これが使えませんでした。
これが使えるようになったのは、現在全国に空き家が820万戸あり、その老朽化により治安や安全性に問題があるのをなんとか是正していこうという政府の方針が示されてからです。これにより、相続した方が安心して売却することが可能になりました。
ただし、その適用要件にはさまざまなものがあり、順番を間違えるとその適用が受けられなくなってしまいます。
不動産会社でもその辺りの知識に精通していないと的確なアドバイスが受けられないこともありますから要注意です。
無事にご購入していただく先も見つかり、シミュレートした通りに取引を終えることができました。関係者様には途中数々のご協力を賜り、感謝を申し上げます。ありがとうございました。 -
今回のご依頼は、以前お世話をさせていただいたお客様からご紹介していただいた方からのご相談でした。
お客様とは古くからのご友人のようで、住まなくなった自宅の処分に困っているということでした。
地元の不動産会社さんに相談はしていたものの、その会社さんは管理業を主とされていて、売買の仲介はあまりご専門ではなく、積極的に動いてくれないということでご相談をうけました。
ご自宅は、築17年ほど経っていましたが、とても状態が良く綺麗な建物でした。
少しリフォームすれば十分に新築同様に生まれ変わります。
そしてなんといっても、周りの環境が抜群でした。
静かな住宅が立ち並ぶ場所で、周りの方の人となりも良く、付き合いもほどよい感じで何もトラブルはありませんでした。
購入を決めていただいた方も、ご近所の方に環境を尋ねた時に、ものすごく親切にしていただいたのが決め手だったとおっしゃっておられました。
やはり、家そのもの、だけでなく周りの環境や空気感もとても大事だと思いました。
この契約で一番大変だったのが、所有者の方と取り交わす手続きです。
所有者の方は、現在特養老人ホームに入所されているのですが、このコロナ禍で面会が非常に難しいのです。
司法書士の先生の手続きも、その制約の中ですべて行わなければならず、想定外の時間と労力が必要でした。
ホームの方のご協力もあって、それらの作業をなんとかクリアし、無事に決済できたのは本当に良かったです。
新しく購入していただいた方も本当に温厚な方で、いいご縁を結ぶことができました。
どうもありがとうございました。
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今回のご依頼は、広大な敷地を所有されている方から、一部を売却したいというご相談でした。
詳しくお聞きすると、ご先祖様の代から脈々と土地を受け継がれ、大切に守ってきたものの、毎年の固定資産税と草刈に要する整備費用が半端でなく、維持するのはとても大変なので、一部を処分してその費用に充てたい。というものでした。
不動産は他のものと違って、”所有している”ということだけでコストがかかります。
固定資産税という税金は、地代のようなもので、いわば”家賃”のようなものです。
日本では年貢・地租という制度を経て今の固定資産税の制度が成り立っています。
余談ではありますが、この年貢・地租というのは昔から幕府、政府の財政を支える重要な基幹税であり、税収割合は常にナンバー1です。
ですから、少しでも納期が遅れると、すぐに催促、督促状がきます。
ご経験がある方も多いかと思いますが、それも無視すると、すぐに延滞税の通知。
そしてとてもスピーディに差し押さえが入る事態になります。
あのお宅は大きなお屋敷でうらやましいな~と、私自身も時々思いますが、その裏で維持していく苦労を考えると、どちらが幸せかは分かりません。
ほどなくして、購入していただける方が見つかり、無事に契約をすることができました。実は所有者の方は他に大手の不動産会社さんにもお声がけしていたのですが、そこでは進展がなく、困っていらっしゃる時に弊社でお役に立つことができました。
本当に良かったです。
土地をあらたに取得してそこで新生活を始められるいい方に、バトンを渡すことができ、所有者の方にもとても喜んでいただけました。ありがとうございました。 -
今回は以前に取引を行ったお客様からの相続した物件の売却相談でした。
実は親御さんが所有していた頃から他の不動産会社を通して売却に出していたとのことで、なかなか売れずにずっと放置していたこともあり今回の相続を機にお声がけいただいたのが今回の経緯です。
弊社にとっても県外の土地ということもあり地域環境や法規制等やはり名古屋市とは異なりますので、調査は慎重に行わせていただきました。
また、販売活動においてもこれまでずっと他の不動産会社がインターネットでの募集をしていたこともあり、同じように掲載するだけでは状況はほとんど変わらないだろうという判断の下、主にはハウスメーカー・工務店へ直接連絡をとり、調査した物件内容や売主様のご希望などを合わせてお話をしながらご紹介をさせていただきました。
時には物件近くで新築住宅を建築中の工務店などにもお声掛けしたこともあります。
それらの活動を地道に行った結果、販売開始から一ヶ月半程でハウスメーカー様経由にて購入希望者が見つかり、無事にご契約からお引き渡しまでスムーズに執り行えることができました。
これまでずっと購入者が見つからず半ば諦めかけていた売主様もこれには大変驚かれ、また大変ありがたいお言葉もいただきました。
購入者様を見つけるための努力が実を結んだこともうれしいですが、やはりお客様から感謝のお言葉をいただけたときがこの仕事をするうえで一番うれしい瞬間です。
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今回は相続したご実家のマンションについて、ご売却のお手伝いをさせていただきました。
売主様は県外にてすでにご自宅を所有しお住まいになられており、こちらに戻ってくるご予定もないことから、できれば引渡した後はトラブルや保証などを心配したくない、という点が一番のご要望でしたのでそれを踏まえたうえでのご提案をさせていただきました。
また、ご相談を受けた当初はタイミングよく同じマンションで弊社が依頼を受けていた別部屋の販売を行っていましたので、実際のお問い合わせ状況やご検討者様の声をもとに、より具体的なご提案をさせていただくことができたかと思います。
そして販売開始後も既存のお客様の中から何組かすぐにご見学していただくことができ、かなり早い段階で売主様のご希望に沿えるような形で購入希望者を見つけられることができました。売主様からもとてもありがたい言葉をいただきました。
今回の様に相続した不動産の中にはお住まいからは遠方でなかなか手をかけることができず、どうしようかとお悩みの方もいらっしゃると思いますがそんな場合にはまず弊社にご相談してください。
売主様のご希望・状況をしっかりと把握し最善となるようなサポートをさせていただきます。
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今回のご依頼は、公私ともに長年お付き合いをいただいているお客様のご依頼でした。
このお客様はもともといくつも不動産を所有しており、そのたびにお世話をさせていただいた方でしたが、今回はご自宅を処分したいというご依頼でした。
ご高齢になり(実際はそれほどご高齢でもなく、いつも若々しく高齢とは言い難いのですが、ご本人がそうおっしゃるので・・)、広すぎる我が家をダウンサイジングしたいというご意向でした。
実際、お宅は大豪邸でいくつものお部屋がありましたが、子供たちがそれぞれ巣立ち、使われなくなったスペースを持て余しておられました。
誰がみても素晴らしい立派な邸宅で、お部屋の中も非常に綺麗にお使いでした。
装飾も大変にセンスが良く、この点からもご高齢とは言い難い感覚をもっていらっしゃいました。
しかも場所は人気の長久手です。
交通の利便性はもとより、大型スーパーも充実している場所で、私自身でも住みたいくらいのお宅でした。
立派なおうちなだけに、価格も相当となり、なかなか一般の方が手に入れるのは難しいという点はありましたが、気に入っていただける方が現れ、無事に契約をすることができました。
ご購入をいただいた方も立派な紳士の方で、この家を大事にしていただけるようで、その点を一番喜んでいました。
本当に縁とは不思議なもので、ご購入された方とご依頼主様とも共通のご友人を通してつながっていることが後で分かりました。
お二方ご家族とも、とても立派な人格者で、”縁”というものが引き寄せる不思議な力を今回も感じた次第です。
お世話になり、本当にありがとうございました。 -
今回のご相談は、現在賃貸に出しているマンションを売却したいというご相談でした。
依頼主様は長年この部屋を所有し、賃貸として貸し出されておりましたが、そろそろ売却をしたいというご意向が生じ、決断をされました。
建築された当時は、とてもオシャレなマンションで人気があり、近隣の方に多く買われたマンションです。
お部屋は上層階の東南角部屋ということもあり、陽当たりも良く、申し分ないお部屋でした。
売却の活動を始めてしばらくすると、借りていただいていた方が退去することなり、途中からは、通常の売却方法に変更しました。
通常、このように賃借人がいる状態でも売却することは可能です。
ただ、販売方法が通常とは少し変わった形になり、一般の売却方法とは違うステージになります。
購入される方もただ居住用に買う方とは違い、収益や投資を目指す方となりますので一般の方が目にするようなサイトとは別のツールを利用します。
今回は途中から販売方法を変更しましたが、やはり根強い人気があり、居住用としてご購入される方がほどなく見つかりました。
よいお取引ができて本当に良かったです。 -
今回のご相談は、お部屋にお住まいになっておられたお父様が逝去されたことで、処分をしたいということでした。
賃貸に出すか、売却するか、という選択で悩まれてご相談を受けましたが、両方のシミュレーションをしたところ、今回は売却が良いだろうという結論に至りました。
お父様が生前お使いになられていた家具類や荷物もお部屋の中にたくさんありましたが、それらの処分も全部含めてご相談に乗らせていただきました。
エスポア城北というマンションは、黒川にあり交通の利便性にとても優れている場所で、近くにアピタなどの商業施設も多く、とても住みやすいマンションです。都心に出るのも非常に便利です。
根強い人気があるマンションで、売りに出るのを待っている方も多くいらっしゃいます。
売却活動を始めてほどなくして購入希望の方が現れ、無事に契約を済ませることができました。
必要とされた方にその役目を終え、そしてまた必要とされる方にバトンタッチしていきます。
良いご縁を結ばせていただき、ありがとうございました。 -
今回のご相談は、春日井の高森台にあるお土地を売却処分したいというものでした。
長年お住まいになっていたご両親が他界され、もうそこに住むご兄弟もいないということでの処分です。
高森台は市内でも有数の閑静な住宅地です。開発された当時は大変人気があり、居住の地として需要が高い地域でありましたが、年々人が減り、高齢化することで空き家も点在するようになりました。
とはいえ、緑豊かな住宅地で環境は抜群のため、あえてまた再び選ばれる方もいらっしゃいます。
今回も、リーズナブルなお値段で広い土地が手に入る、ということで売り出して間もなくご購入していただける方が決まり、無事にお取引が完了いたしました。
依頼主の方は、もう少し時間がかかるのではないかと思われていたようですが、早く成約ができて大変喜んでいただけました。
ありがとうございました。 -
今回のご相談は、もう25年もお付き合いのある方からのご相談で、会社の保有地を売却して欲しいという内容でした。
この方はとある会社の社長様ですが、今までに、かれこれ3,4度もご売却をお任せいただき、その都度大変お世話になっている方でした。
場所は、中区の住宅地でその方のご自宅からほど近く、過去にも何度もお邪魔させていただいたことがある場所でしたから、土地勘もほどほどにありました。
住宅地とはいっても、中区ですから、近隣はマンションやビルが立ち並ぶ中の一角で、都心という印象が残る場所です。
それだけに価格も相応に高く、純粋な住宅用地としては高すぎる場所、かといって事業用地とすれば、今のコロナ禍ではなかなか事業者も新規に投資するタイミングでない、ということから、なかなか難しい案件でした。
その方自身は十分に余裕のある方でしたから、売却を急いでいるわけではないので、いい方が見つかったら、その時に売って下さい、と言って下さっておりましたので時間的な余裕はありました。
本当にいつも優しく、温かく、頭が下がる思いです。
立派な方というのは本当に寛容で優しいものです。
その方の思いに応えるべく、一生懸命に販売活動を行った結果、この土地を気に入ってくれる方が現れ、契約するに至りました。
ご購入していただけることになった方も、手広く事業をされている気鋭の社長さんで、最近のような時勢の中でも、ひるむことなく事業を拡大されている方でした。
立派な方には立派な方と縁がつくものだな、としみじみ思った取引でした。
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今回のご相談は、お父様がお亡くなりになられ、お母様一人になった実家を処分して欲しい、という娘さんからのご依頼でした。
お父様は数カ月前に、突然家の中で倒れ、そのまま救急車に運ばれたものの再び家に帰ることはありませんでした。
まだまだお元気で老後の生活を楽しんでおられたのに、脳梗塞で突然世を去ることになったのです。
あまりに急なことで残されたお母様もしばらくは気力もなく、家の中の整理さえおぼつかない状態でした。
ヘルパーさんの手を借りてなんとか日々の生活をしてきましたが、やはり広い家にポツンと残されたお母様が一人生活していくのは大変です。
心配した娘さんが同居を勧めたのを機に、ご実家を売却し、それを老後の資金としておくことで、気持ちの整理と少しばかり心の余裕を、と考えられたようです。
とはいえ、いったんは売却することを決めたものの、お父様の思い出や家族で暮らした日々が思い出として残る家を手放すのは寂しいものです。
売却の活動中、お母様は何度も逡巡されましたが、結局ヘルパーさんの助言と心配をする娘さんに力をもらい、なんとか決意を固めるに至りました。
ご実家のある場所は、緑区でも有数の閑静な住宅地で、人気のある地域でしたから、ほどなくして購入したい、と申し出ていただける方が現れました。
まだお若いご夫婦で、思い出が残る土地をそのように未来のある方々に引き継いでいただくということは、本当に喜ばしいことだと、お母様も得心されたようでした。
ご実家を処分される方は多いですが、そこには長い年月の歴史と思い出があり、処分するに忍びない感情が生じます。
しかし、そこで育った子供たちが巣立ち、また新たな実家となる家で生活をし、残されたご両親も豊かで便利な老後を過ごすという意味では、もう十分にご実家の役目を果たしたのではないかと、そう思うのです。
お父様が亡くなられた悲しみが癒えぬうちに、環境が変わっていくお母様を少し心配な面持ちで眺めておりましたが、立派な娘さんがサポートしている姿を見て、きっと娘さんのそばで安心して元気に暮らしていけると確信いたしました。
どうか末永くお元気でいて欲しいと心から願っております。
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今回のご相談も、もう20年以上お付き合いをいただいている方からのご実家の処分のご相談でした。
もともと大変な資産家の方で、ほうぼうにいくつも土地をご所有の方でした。
ご親族名義のものも合わせると、相当な数の土地をお持ちでしたが、長い年月をかけて相続対策を一緒に練り、今までに少しずつ売却をしてきました。
非常に聡明かつ合理的な方で、先祖代々の土地と言えど、収益を生まない土地は資産の組み換えが必要だと考え、譲渡税を払ってもなお、よりよい資産に換えていくことが資産を維持していくのに最も良い方法だと考えられる方でした。
私もその意見にまったく同意見でした。
ただ、その方が他の方と違うのは、節税だけが目的ではありませんでした。
基本的に払うべき税金はしっかりと払い社会に貢献をしたい、という立派な考えをお持ちの方でしたので、過度な対策をすることなく、無理をすることもありませんでした。
一緒に暮らしていた奥様がお亡くなりになり、可愛がっていた犬も空に還ったのを機に、広々とした邸宅も思い切って処分をすることになりました。
かつては奥様にも生前大変お世話になりましたから、ご逝去された時には私自身も非常に寂しい思いをしました。
そんな方の自宅ですから、売却にも熱が入ります。
おそらく、普通の不動産会社さんではできないような売却の仕方をしました。
できないような、というのは、非常に手間と時間がかかる方法を戦略として取ったのです。
少しでもいい価格で売却して差し上げたいという思いから、また、この仕事をしているプロとしての矜持から、わざわざ難しい方法で売却をしました。
大手と言われる会社、仲介を主力としている、と謳っている会社であっても
その実、営業マンは日々の数字に追われます。早く売却をすることが第一の目的になり、価格そのものはそれほど重要ではありません。
自分のものではないからです。
ただ、売却物件の資料を100社近くある新築分譲会社にFaxを流すだけです。
私は長年、土地、戸建ての売却を専門にしています。専門とする以上は、そんな最近の不動産会社の姿勢はいかがなものかと感じることがあります。
もちろん、その方法がまったくダメというわけではありません。中にはその方法が有効な場合もあります。そこを見極めるのが大切なのですが、ただ何も頭を使わずFaxを流すだけ、では本当のプロとはいえないような気がします。
お任せいただいた以上は、ご期待以上の結果を残す、という思いで仕事に取り組むように常に思っています。
結果、私自身でも満足できる価格で売却ができ、その方にも大変喜んでいただけました。
今はもう広すぎる邸宅を処分し、無事にマンションに移られました。
1人で暮らすのにちょうど良い大きさの部屋にダウンサイジングし、快適に生活をしておられます。
かつて、売却の相談にのっているときに、マンションに移りたいとおっしゃっていました。
ただ、可愛がっているワンちゃんがいるから今はまだダメだね、とおっしゃってたその脇で
ワンちゃんがじっと会話を聞いていました。
空に還ったのはそれから数日後のことでした。
それを思い出すと・・・。
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今回のご相談は、懇意にしている税理士さんからの依頼でした。
自分で所有している余剰地を処分したい、というご意向でした。
代々受け継がれてきた土地で、アパートを経営されておりましたが、そのアパートが老朽化し、入居者も数人を残すのみ、となったところで思い切って処分し、やはり資産の組み換えをしたいというお考えでした。
税理士さんだけあって、資産のポートフォリオをほぼ完ぺきに実践されている方で私自身も非常に勉強になる方です。
子供の代に資産を残すうえで、それを負の財産にせず、あとでお子さんが困らないように税制を上手く利用し今できる技術すべてを使って資産を再構築していく、そんな方針でした。
場所は閑静な住宅地の一角で、いい場所でしたので何度かオファーがありましたが、その都度少しばかりのお値段の相談がありました。
そこでは首を縦に振らず、辛抱強くよい買い手さんが見つかるのを待っていましたが、ほどよいところでゴーサインを出され、成約に至りました。
資産を次の代に、そのまた次の代に残していくのは簡単な事ではありません。
時代の流れもあるでしょうし、価値観の変化もあります。
それらを敏感に感じ取り、10年先、20先を想像し対策を練っていく。
なかなか普通では難しいことですが、自分の頭でよく考えることが大切だと思います。
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今回は、約2年前に弊社から、この中古戸建をご購入されたお客様よりご相談をいただきました。もともとは住み替えのためにこの中古戸建を購入していただきましたが、様々なご事情によりお引越し自体が現在に至るまで中断している状態でした。
このまま放置していてもメンテナンスや費用もかかることから、賃貸として貸し出しをするか、それともいっそ再度売却をしたほうがいいか、という相談内容でした。
もし売却を考えるのなら、出来れば購入した時くらいの金額で売りたいとのご要望がありましたが、リフォームも未施工で室内には残置物がたくさん残されており、高値で売れるかどうか、また賃貸で貸し出すにしてもリフォームを行う為の先行投資が必要です。
その上、借りていただける方がいつ見つかるかも定かではありません。
何度も賃貸に出した場合のシミュレーションと売却した場合のシミュレーションを打ち合わせさせていただき、その結果、やはり今回はご売却されることになりました。
当社では様々な角度からお客様の状況に応じた最適なアドバイスとご提案をいたします。
売却か賃貸か、時には今は何もしない、というご提案をすることもあります。
すべてはお客様の立場にたって、最良の方法を模索いたします。
ご安心ください。
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今回のご相談は、私の友人からの依頼でした。話を聞くと友人の奥様の実家らしく、現在は奥様のお母様が所有している土地と家屋を処分して欲しいとの依頼でした。
お母様が長年お付き合いのある地元の不動産会社に相談をされていたようですが、なかなか売れないまま1年近くが過ぎ、思うように成果が出ず先が見通せない状況のようでした。
このようにお付き合いのある業者さんがいる場合は、私どももなかなか手を出しづらく、多少の遠慮があるのは事実ですが、お母様としてはすでに1年近くも経過しており、十分に義理は果たしたので是非助けて欲しい、ということでしたので当社が販売に力を入れることにしました。
しかし、実はこの物件の建物は、約1年前の販売と同時に解体し取り壊しをしていました。つまり今は完全に更地の状態でした。
気をつけなくてはいけないのは、従来居住用の建物を売ると3000万円控除という制度が利用でき、節税に大きく寄与するものですが、条件があり、そこに住まなくなってから3年以内に売却しないとこの制度が使えません。
さらに、建物を取り壊してしまった時は、3年ではなく1年以内に売却をしないと適用されないといった厳しい条件となるのです。
この事実が分かってから、一刻も早く売却しなければならない、という状況にあることが分かりました。
もうあと一ヶ月ちょっとで、建物を取り壊してから1年が過ぎようとしていたからです。
地元の業者さんが当時どのようなアドバイスをされたのかは分かりませんが、本来であれば建物はそのままにしておくのがリスクが少なくて済みます。
とはいえ、取り壊してしまった以上、どうすることもできません。
できるだけ早く成約する必要がありました。
残された時間は少ないですが、弊社としてできる限りの販売方法を取りました。
その結果、なんと2週間を残して、購入者を見つけることができました。
お母様の幸運に助けられ、当社に希望を託していただいた結果として、契約することができたのは何よりでした。
ホッと胸を撫でおろしましたが、税務上の制度の内容をよく知っていないと思わぬところで損をすることがあります。
なかなか一般の方には分かりづらい分、私たちが正しくリードすることが大切です。
改めて自分自身日々の勉強が必要だな、と考えさせられた取引でした。