住み替え|不動産売却実績 | 名古屋市名東区の不動産のことならセンチュリー21興和ホーム

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今回のご相談は、とある方からのご紹介で大会社のお嬢様の所有するマンションの売却依頼でした。
そのマンションは当時中古で購入をされたものでしたが、隣の部屋と一括で購入され、壁を抜いて大きな面積にしてご使用をされていたものでした。つまりマンション2部屋分あったのです。
通常、マンションの壁は共有部分ですから、それを加工する時には管理組合の許可が必要です。
このマンションもその工事につき、管理組合の正式な許可を得て、管理会社にも報告してのものでしたから問題はありません。
ただ、販売にあたってはマンション2つ分の価格となりますから、値が張ることとなります。
これがなかなか難しい要素でした。
お預かりしてから1年半ほど時間がかかりました。弊社でお預かりした案件の中では販売期間が長いほうになりますが、普通の条件とは少し違いますのでやむをえません。
結果、同じようにとにかく広い部屋を希望して探している方にご購入をしていただけることになりました。
その頃、コロナウィルスが世界中で猛威をふるっていました。東京で緊急事態宣言が出され会食ができなくなり、外出も最小限に制限されるようになりました。
ここ愛知県も緊急事態宣言を発出し、生まれて初めての環境の変化に皆がとまどっていました。
このマンションの取引は、そんな折に行われました。契約も決済の作業もすべて、私どもと司法書士の先生のみに委ねられ、結局はじめから終わりまで買主と売主が一度も顔を合わせることなく、取引が終了しました。
長年この仕事に携わっておりますが、さすがにこれは初めてのことでしたが、それぞれの方が本当に良くご理解をしていただき、ご協力をしてただけた結果、特に問題もなくスムーズに作業が流れたことに深く感謝しております。
不動産の取引は人と人との縁でもあります。
時代が変わるにつれ、実際に人と人が対面することなく、WEBでの取引もこれから増えるのかもしれませんが、できれば人の温かみとか、思いやりを感じられる取引を続けたいな、とひそかに思う今日この頃です。 -
今回のご相談は、今年90歳になる方からのマンションの売却依頼でした。
きっかけは奥様のご逝去でした。
奥様と二人で年を重ね、思い出に満ちた生活を過ごしてきましたが、去年その最愛の奥様に先立たれ、一人での余生が始まりました。
関東在住のお嬢さんからの提案で、この機会にこちらにきて一緒に住みましょう、という話になったのです。
お嬢さんとしては、お父さんの一人暮らしを心配してのことでしたが、ご両親としては今まで、子供に迷惑をかけたくない、という思いがそれぞれあったのだと思います。
お互いを思いやる気持ちが重なり合う素敵なご家族だと感じましたが、そのお父さんがまた素敵な方で、現役時代は商社マンとして、海外を飛び回っていたようです。
巷では高齢と言われるご年齢になった今も、語り口調は矍鑠として要領よく、頭の回転もとても速いと感じさせました。
実は弊社に依頼する前に、とある大手不動産仲介会社で、このマンションの売却を依頼されていました。その会社はいつも当マンションのポストにチラシを入れてくれており、”このマンション限定で探しているお客様がいます”、という内容の文面を見ておりましたから、声をかけたのだと話していただきました。
しかし、実際はそうではなく、販売開始から3ヶ月を経過してもなお、まったく案内もない状態で、あげく買い取り業者の安い価格で売りなさい、と言われていたようです。
そんな折、弊社が伊藤忠系列であることから、現役時代の系列というツテを伝って声をかけていただきました。
すでに売りに出している物件を、再度仕切り直して戦略を練るのは、当初から手掛けるよりも非常に難しいものですが、弊社を信頼していただける思いを強く感じましたので、お引き受けすることにしました。
弊社に専任を切り替えての販売開始となりましたが、なんと、売り出しを始めて1週間のちに気に入っていただけるご家族に巡り合い、結果トントン拍子で契約するに至りました。
弊社にお任せいただく、ということで強い責任を感じておりましたから、お役に立てて本当に良かったと今は胸をなでおろしています。
信頼は時として強い力を生みます。
きっと、ご不安に思っていたお父さんを案じて、天国にいる奥様もお力をお貸しいただけたのだと思います。
本当にありがとうございました。
続いた長雨と猛暑がうそのように晴れ渡ったすがすがしい朝。夏の終わりを感じさせる風が気持ちよい日が決済の日でした。
前日にお嬢さんとともに、亡くなった奥様の墓前に報告に行かれたのだそうです。
無事に取引を終え、鍵を渡してすべてが終わりました。銀行の建物から出て、感謝の言葉を申し上げた時、お嬢さんの脇で、これで名古屋とはお別れです、
と言ったお父さんの笑顔がとても印象的でした。 -
今回のご相談は、もう何十年も長年住み慣れたマンションでしたが、他に身寄りもなく、ご所有者様本人がご高齢のため「終活」を視野に入れた計画でした。
マンションを売却して、もう少し小さな間取りの賃貸に引っ越したいと、そう思っていたそうです。
とはいえ、長年住み慣れた場所でしたから、できれば近所で住み替えが出来ればと思い近くの公営住宅に賃貸で入居しようと相談したところ、高齢の一人暮らしという条件では入居の審査が通らず民間の賃貸マンションも同様の結果だったそうです。
そんな折、テレビCMで見たのが弊社の「リースバック」という言葉でした。
リースバックというのはご自身が所有している不動産を弊社にて現金購入させて頂きます。
その後は毎月の家賃を支払うだけでそのままいつまでも住み続けることが出来るという商品です。
所有権から賃借権に変わるので、固定資産税などの支払いも必要がなくなり、“所有”することによる将来のしがらみもなくなります。加えてまとまった現金も手にすることができ、まさに終活にはぴったりの商品です。
条件等をすり合わせ、話はトントン拍子で進みました。
住み慣れた家を離れることなく、面倒な将来の懸念からも解放され、とても満足して頂くことができました。 -
今回のご相談は弊社近くの住宅地の中にある一戸建ての売却相談でした。
お話を伺うと、現在はこちらの住宅に一人でお住まいになっており、掃除も大変で2階に至っては普段まったく使っていないなど、生活するには広すぎるとのことでこちらを売却してもう少しコンパクトなところへのお引越しをお考えとのことでした。
こちらの住宅自体は相当年数が建っておりましたが、その土地については南道路に接道して陽当たりも良く、道路との高低差がないまったくの平坦な地形をしていてかなり好条件なものでした。
これは中古住宅として売りに出すよりも建物を解体して土地としてご売却に出すことをアドバイスさせていただき、いろいろご相談を重ねていった結果、正式に売却のご依頼をいただき販売活動をさせていただきました。
そして思った通り、それほど時間がかからないうちに購入希望者が見つかり無事に売却を完了させることができました。
また、当然ながら並行して次のお引越し先の物件選びもご自宅売却のスケジュールと調整を取りながらお手伝いをさせていただきました。
弊社ではこのような時間的調整が必要な住み替えのご案件も最後までスムーズにお取引をしていただけるよう、様々なノウハウを駆使してしっかりとご協力させていただきます。 -
今回は、6年前に新築で購入された方が、一戸建てに買い替えるためにご売却の相談をいただいた案件でした。
とても綺麗にお使いで、設置された中の調度品も素晴らしいお部屋でした。
通常、買い替えの場合は、先に売却活動をしてお客様が見つかり、売却金額が確定してから購入の物件を物色をはじめるのが最もリスクが少なく、セオリーですが、今回は欲しい購入先の戸建てが先に見つかってしまった事例でした。
売却のマンションのほうにはまだ残債があり、その状態でまた新しい住居の住宅ローンを組むのは、なかなか難しいのですが、現在はいくつかの銀行がそれに対応してくれるようになりました。
今回の売主様もそのシステムを利用して新しい住居を手に入れたのですが、マンションの売却が完了するまでは、ダブルのローンとなり、支払いが嵩みます。
一刻も早くマンションの売却を完了させなければなりません。
弊社としてもなんとか早急に売却できるよう鋭意努力を続けましたがなかなか購入者が決まらず、苦戦をしておりました。
ただ、マンション自体は地下鉄東山線一社駅にも近く、立地は抜群で先述しましたようにお部屋もとても条件が良く、綺麗でしたので、必ず気に入っていただける方がいらっしゃると信じて売却活動を続けました。
そのかいあって、ようやくご購入をしていただける方が見つかり、留飲を下げましたが、とてもマンションを気に入っていただき、そのことが一番売主様はもとより、弊社も嬉しかったです。
売主様と同じく、その方も素晴らしい人格者で、やはり縁のある方に落ち着くのだなぁと感慨深いものがあった取引でした。 -
今回はお子様の進学に合わせてご希望の学区への住み替えのご相談です。
幸いにも販売後は多くの内覧希望のお問い合わせをいただき、3ヵ月程での売却となりました。
住みながらの売却活動となりましたが急な内覧希望にもご対応いただき、また、お部屋もとても良好な状態を維持していただけた事が上記のような結果に繋がったのだと思います。
Y様とは弊社をご利用いただいた他のお客様にご紹介いただきご売却のお手伝いをさせていただく事になりました。
ご紹介いただいたF様のご期待、またそれを信じてお任せいただいたY様のお気持ちに少しでも答えられたかとホッとすると共に、お次は住み替え先のお手伝いも精一杯がんばらせていただきます。
引続きよろしくお願い申し上げます。 -
今回は、昔お世話させていただいたお客様のご紹介をうけて、友人のマンション売却をお願いしたいということでした。
その方は、都会を離れ、余生を富士山の見える場所で暮らしたいという希望を持っていた方で、その生活資金としてマンションを売却したいということでした。
マンションは、築年数はそこそこ古くはありましたが、お部屋は広く、ルーフバルコニーもついた素敵なお部屋で、ご夫婦でとても綺麗にお使いでした。
できれば早く名古屋を離れたいから、買い取りでというご希望もあり、さっそく弊社の紹介した業者さんと契約を締結しました。
買い取りの場合は、仲介とは違って、価格は抑え気味になりますが、すぐに換金することが可能です。また、近所の方に知られることもありません。
売主様ご夫婦は、長年このマンションに住まわれており、温厚なお人柄でマンションの住人の方にもとても好かれておりました。
あまり、みなさんにご心配をおかけしたくない、というご意向もよく理解できました。
売却後は、その資金で新しい生活をお始めになります。富士山の見える場所で。
とても夢のある、人生を教えられた方でした。 -
今回は以前土地のご売却でお手伝いをさせて頂きましたお客様からの新規相談でした。
ご依頼のあったマンションは数年前にご両親のお住まい用にと息子さんが購入したマンションでしたが両親もご高齢ということもあり、この度介護施設に移り住むことになったのをきっかけに売却をしようとご相談をいただきました。
お部屋の中はご両親の入居と同時にリフォームをしておりその後も丁寧に使用していたこともあってか大変きれいな状態でした。同時期にマンション内で他に2部屋すでに売りに出されている状況だったのですが、それらのお部屋と比較しても室内の印象がだいぶ良く、また売主様も特に売り急ぐ必要もなかったためチャレンジの気持ちで他のお部屋よりも少し高めの価格設定で販売をスタートさせました。
同じマンション内で一番高い販売価格だったため、すぐに決まることはなかなか難しいだろうと売主様は言われておりましたが、私はどちらかというと見込みがあるものと思っておりました。
不動産はまずその物件に興味を持っていただくことがとても重要です。もちろんそのためには価格設定だったり立地の良さだったりと様々な要因がありますが、そのエリアでお探しになられているお客様の目にとめてもらうためには物件の第一印象がとても大事な要因だと私は思っております。
気になっているマンションの見学を希望されるお客様は大抵他のお部屋でも売却物件がでていた際、合わせて見学に来ていただける場合が多いです。そう考えたうえで他のお部屋と比較しても今回の物件はお客様のご興味を惹ける魅力がある物件でした。
予想通り、実際に見学して頂いたお客様からは好印象をいただき、なんと初回にご案内したお客様からご購入の申し込みを頂くことができました。これもご両親がとても丁寧にお部屋を使用して頂いていたおかげだと売主様も大変喜ばれ、買主様もリフォームなどの追加費用も掛かることなくご入居をすることができたため、どちらにとってもメリットあるお取引をお手伝いさせていただきましたこと大変光栄に思いました。 -
今回のご相談は、築36年経ったマンションのご売却の相談で、所有者の息子さんからの相談でした。
ご両親が長年お住まいになっていたマンションでしたがご高齢に伴って体の調子も悪くなってきたそうです。しかも、エレベーターが無く、毎日の上り下りは体に負担がかかるものでした。このままでは大変不便になり今のうちの売却をして住み替えたいと言うご相談を頂きました。
マンション自体は低層で比較的静かな住宅地にあり角部屋で陽当りが申し分ないくらいに差し込むお部屋でした。しかしながらマンションの場合エレーベータ―がないと販売に影響が出ることがあり、3階部分という少し難しい階数でした。
室内は長年ご使用になっていた為、一通りのリフォームが必要でしたが、ある程度リフォームをすればすごく素敵なマンションに変わると考えましたので、成約までにさほど時間はかからないだろうと思っていました。
しかしながら、お問い合わせはいただくものの、階数の問題か価格の問題かなかなか良い話に進展せず、月日だけが過ぎていき、所有者様にも焦りが出始めてしまいました。それでも、「信頼しているセンチュリーさんに決めてもらうから頑張って!」とお言葉を頂き、他社への依頼もされず、じっと待って頂いたことを今でも忘れません。
そんな中、結婚を機に新しい生活をするマンションをお探しのお客様よりお問い合わせを頂き、なんと今まで苦労しても決まらなかったこのお部屋がすんなりと決まってしまいました。もともと、近所に長年住んでいて、しかもマンションの住人にお知り合いもいらっしゃったようで価格も予算内で収まりそうと言うことでトントン拍子に話が進んでいきました。
不動産売買と言うものは本当に売主様のご理解と買主様の決断力とちょっとしたご縁で決まることが多い取引です。
今後もこのご縁を大切にしたいと感じたお取引でした。 -
今回のご相談は、以前大変お世話になったお客様のご子息家族がお住まいになっていたマンションの売却でした。家族が増えたことで、住み替えを検討するうちに、現在はもうすでに近くで土地を購入し建物を新築をしてお住まいでした。
よってマンションはすでに空き家の状態でしたが、そもそも築浅で中も非常に綺麗にお使いでしたので、まさに新築同様といっても過言ではないくらいのお部屋でした。
上層階でしたので景色も良く、自分自身が欲しいくらいのマンションでした。
問題は価格でした。
築浅のマンションの場合、立地やグレードによっては新築時と変わらないぐらいの価格で売れたりもします。かといって、価格を見誤ると長期にわたり売れ残ってしまいます。
過去のデータと現在のマーケット状況をよくよく観察し分析する必要があります。
当然売る方とすれば高い金額に越したことはありませんが、価格設定を誤るとズルズルと価格を下げていくことになります。時間と労力を無駄にし、なにより精神的にもなかなか落ち着かない状態になります。
相談の結果、そういった市場感覚と乖離することのないギリギリの線で価格設定をしたところ、2カ月を経過した頃に興味を持っていただけるお客様に巡り会いました。
検討していただいたお客様もお人柄に優れた方で、こちらの条件のいろいろを認めて下さり、結果成約に至りました。
不動産はご縁といいます。長年この仕事をして思うのは、売主様と買主様が不思議と”よく似ている”という場面によく出くわします。
今回もお二方ともとてもよいお人柄で、理性的な素敵な方同士でした。
ご縁に感謝したいと思います。