空き家|不動産売却実績 | 名古屋市名東区の不動産のことならセンチュリー21興和ホーム

-
このご売却は所有者様が実家として使用しておりましたが相続により取得したものの相続人はそれぞれ別の場所に居住をしており処分したいというご相談でした。
建物自体は古く、間取も現在の生活スタイルとはかけ離れていた為解体して土地として販売することをご提案させて頂きました。
ただ、所有者様が頭を悩ませていたのが“税金”でした。
不動産を譲渡(売却)した場合に課税される税金に“不動産譲渡税”というものがあります。買った金額より高く売却した場合に、その利益に対して課せられる税金ですが、ご先祖様からの相続の場合、昔購入した時の金額との差額に対しても課税されます。
従来、マイホーム(居住用財産)を売ったときは、所有期間の長短に関係なく譲渡所得から最高3,000万円まで控除ができる「居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除の特例」が適用できますが、あくまで相続人がそこに住んでいてマイホームとして使用している場合に限られます。今回のように他に住んでいて、相続した居住用財産にはこのような特例の適用がありませんでした。
しかし、平成28年4月より新しく施行された制度により、相続又は遺贈により取得した被相続人居住用家屋又は被相続人居住用家屋の敷地等を、平成28年4月1日から平成31年(2019年)12月31日までの間に売って、一定の要件に当てはまるときは譲渡所得の金額から最高3,000万円まで控除することができるようになりました。
これを、被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除の特例といいます。
色々と調べていくと、今回の場合も空家の3000万円控除が使えることがわかり、早速売却活動を始めました。
幸いにも土地の形や大きさもニーズにあっていた為、かなり早い段階で買い手も見つかり売主様にも大変喜ばれました。
後日、空家の3000万控除に必要な書類などを役所に申請するなどお手伝いさせて頂き、さらに売主様から感謝のお言葉を頂きました。
私自身も初めて新設の空家の3000万円控除のお手伝いをすることができ、勉強になった事がたくさんあり貴重な経験をさせて頂きました。 -
今回は、永年に亘って住まわれていた一人暮らしの母親の高齢に伴い親族の住む地域へ引っ越したことによるご自宅のご売却の相談でした。
数年前に引越したもの思い出の品々の多さや整理などがつかず、時間だけが過ぎ建物の老朽化や樹木が生い茂り、近隣に迷惑をかけていないかご家族が心配だったようです。
まさしく昨今の空家問題の一例でした。
なかなか決断がつかず悩まれていましたが市町村によっては解体の補助金が受けられること3年以内売却しないと居住用の3000万円控除が使えないこと、思い出の品々は数を決めて選ぶことなどゆっくりと時間をかけてお話をしました。
何十年と住んでいた我が家が無くなるということは、思い出からなにからすべて無くなってしまうと感じる方が多いのも分かります。その為思い出話に耳を傾け、本人の気持ちを大切にすることが重要だと思います。
最後の片付けの日に庭に咲いていた花々を一輪づつ思い出の品として持ち帰られました。 -
今回も売り主様が相続で所有する戸建ての売却のご依頼でした。売り主様が生まれ育ったご実家でしたが、ずっとお住まいになられていた親御さんのご逝去により、半年以上空き家になった状態でした。
建物は古いものでしたが、丁寧に使用しており、まだまだ十分住める状態でしたが、建物は住んでいる人がいないと、急激に劣化することもあり、それを案じてできるだけ早い段階で次に住んでいただける方がいれば、という売り主様の思いでした。
何名かの方に中をご覧いただき、そのうちのお一方が購入を決めていただけました。
多少リフォームが必要ですが、まだまだ十分使うことができると、購入者の方にも喜んでいただけました。
ご実家の場合、いろいろ思い出がありなかなか売却の決断を下せずにいる方も多いと思います。
現在、全国でも空き家問題があり、その数は800万戸を超すとも言われていますが、その多くが相続後も判断がつかずにそのままにする方が多いのが理由です。
建物も早いうちであれば劣化もせず、次に使っていただける方が見つかる可能性もあります。売り主様の早いご決断により、よい結果を生んだ事例だと思います。 -
他県のセンチュリー加盟店より販売協力と言う形でお手伝いをさせて頂きました。
この部屋は長い年月の間、ずっと空き家でしたが室内も綺麗にしていただき、交渉事もご納得していただき早期に売却することができました。
センチュリー21の全国規模のネットワークを活かせた売却事例の一つです。 -
売主様は親の高齢化により同居をすることになり、住んでいた家はしばらく空家にしていましたが草の手入れなど、管理などが大変になってきたためにご売却のご相談を頂きました。 家の中にはまだ荷物がたくさんあり、処分するにも費用が掛かり悩んでおられましたが、たまたま住み替えのお客様の目に留まり荷物もそのままで引き取っていただけることになりました。
売主様とすれば手間も費用もかからずに処分することができ、大変喜んで頂くことができました。よいご縁を結ばせていただけて私も大変嬉しかった案件です。 -
今回はご相続に関する相談から始まりました。もともとご高齢のご親族がお住まいになっていた家でしたが、ご逝去に伴い空き家になったのを機に、この際思い切って売却をしようという計画をいたしました。
土地は少し小振りな大きさでしたので、建ぺい率や容積率を考慮すると大きな建物を建てることができず、間取りも工夫をしなければいけない物件でした。
土地が小さい分、価格も抑え気味でしたので、総予算を抑えた新築住宅をご希望のお客様にはピッタリの物件ともいえましたが、駐車場の確保など非常に難しい面もありました。
古い建物が土地の上に建っていましたが、販売の際に解体をしてお客様が土地の全体像を把握しやすくしたりして、工夫をしながら販売活動を続けました。
販売完了までに一年半と、思いのほか長くかかってしまいましたが、最後はハウスメーカーの担当者様がこの土地をとても気に入ってくれ、お客様にご提案するうちにご購入に至りました。地鎮祭にも参加させていただきましたが、一緒に来ていた施主様のお子様が、新しい家が建つことにとても嬉しそうにしておられた姿が印象的でした。 -
今回は売主様が相続で所有する一戸建の売却依頼でした。元々は売主様が生まれ育ったご実家でしたが、現在は大阪に拠点を移しており、今後、戻ってくる事はないので処分するという事になりました。
お話を伺うと、戻ってくる事はないと分かりつつも、愛着があるので約7年間は売却に踏み切る事が出来なかったそうです。ご実家の場合、いろいろな思い出もあり、そのお気持ちはよく分かりました。この7年もの間、空家の状態ではありましたが、年に2回は草刈りや換気の為に戻って手入れをされていたのだそうです。
その為、査定時にご訪問させて頂いた時にはとても7年間空家だったとは思えないほど良い状態で、このお家とご縁があるお客様は幸せだな、と思ったのを思い出します。
結果的に半年ほどで近隣に住む方にご購入頂き、現在はリノベーションをして大切に使って頂いております。
- 1
- 2